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ミニバラ専門店 セントラルローズ

ミニバラの植え替え

植え替えの時期は?

土を触って根を崩す植え替えや用土替えであれば、12月~2月の休眠期に行います。
休眠期であれば多少根が切れたり傷ついてしまっても、それほどダメージはありません。

土を崩さない植え替えは、真夏以外はいつでも可能ですが毎年の植え替え時期としては11月~12月頃がおすすめです。

 

ポット苗で購入して、初めての植え替えを行う場合

ホームセンターやお花屋さんで買うミニバラのポット苗は鉢のライン目一杯まで土が入っており、水やりをしても溢れてなかなか根まで届きません。
それに加えて根はすでに鉢いっぱいに成長しているので、早めに植え替えをするのがおすすめです。

1鉢ずつ植える場合

苗を買ってきて、寄せ植えではなく1鉢ずつ植え替えをしたい場合、購入時のポットのサイズを確認してひと回り大きい鉢に植え替えをしましょう。

大きすぎる鉢を選ぶと、根の成長が追い付かず土の中が乾きにくくなりますので根腐れを起こしやすくなってしまいます。適度な大きさから始め、順に大きくするようにします。


・3.5号鉢(直径10cm)⇒4~5号鉢(直径12~15cm)に植え替え
・4号鉢(直径12cm)⇒5~6号(直径15~18cm)に植え替え

気に入った化粧鉢やプランターに直接植え替えする事が多いですが、初心者の方におすすめなのがひと回り大きなスリット入りの生産鉢へ植え替えし、鉢カバーとして化粧鉢を使用することです。
なぜそれが良いかというと、一つ目に化粧鉢との間にできる空間と鉢底穴だけでなくスリットが入っている事により通気性が良くなる事。
二つ目に鉢カバーにより鉢に直接熱や冷気が伝わらないため夏は温度が上がりにくく冬は凍りにくくなる事です。
さらに直接植える鉢がプラ鉢で軽いので、水が乾いたかどうか、鉢を持って確認することもできます。

複数の鉢を植える場合

複数の鉢を寄せ植えする場合は、鉢と鉢の間を少し空けて植えます。
鉢の形は自由ですが一度どのように寄せ植えしたいかを並べてイメージしてみて、どのくらいの大きさの鉢だと良いかチェックしておくと良いですね。

もし寄せ植えとして楽しむよりも育てやすさを重視するのであれば、複数植える場合は鉢の形は横長のプランタータイプがおすすめです。
その理由はお花の状態が確認しやすい事、風通しが良くなるので病気が出にくくなる事、病害虫が出た時に薬剤の散布がしやすい事です。特に初心者の方はプランタータイプにしておくのが安心かもしれません。

 

植え替えの手順

①初めに株を綺麗な状態にします。枯れている葉や黄色くなっている葉は取り除き、すでに咲き終わっている花があれば切り取ります。病害虫の発生がないかも簡単にチェックします。

②鉢の中に鉢底ネットと土を入れます。鉢底ネットはナメクジなど害虫の侵入と土がこぼれ出るのを防ぐのに効果的です。
また通気性や排水性を良くするために、軽石や赤玉や鉢底石を使用するのもおすすめです。
土を少し入れたらポットのまま試しに入れてみて、鉢のラインから土が1cm程下にくるように調整しましょう。
これはウォータースペースと言って水やりをした時に水がすぐに溢れないようにするためのスペースです。

③鉢の準備が整ったらポットから株を抜き、鉢の中に入れます。根っこや株を傷めてしまわないように、枝を持ってギュッと引っこ抜くのはNGです。
逆さまにして株元を持ち、ポットを少し押して土を出来るだけ崩さない様にポットを抜くようなイメージで行うと良いでしょう。

④鉢の中に株を入れたら土を入れていきます。隙間が出来ないように鉢との間にもしっかりと土を入れ、軽く押し込みます。手でやりづらい場合は、割りばしなどを使うと奥の方まで入れやすいです。

⑤全体的にしっかりと土が入ったら、何回かに分けて優しく水やりをし土を落ち着かせます。
鉢底から水が出るくらいまで水が浸透したら植え替えは完了です。
日当たりと風通しの良いところに置いておきましょう。

 

その後の植え替え

根の生育状況を見ながら1年ごとに【鉢増し】する事をおすすめします。
植え替えの時に小さめの鉢を選んだ場合は、1年で1~2回行った方が良い場合もあります。根詰まりに注意しましょう。

鉢のサイズをあまり大きくしたくない場合は大きさはそのままで、根を傷めにくく病原菌の動きもゆるやかな休眠期12月~2月頃に【用土替え】をします。

【鉢増し】は今植わっている鉢からひと回り大きな鉢に植え替える事、
【用土替え】は一度鉢からミニバラを抜き、土を少しほぐして鉢の中の土を入れ替える事です。

【鉢増し】や【用土替え】の目的は3つです。
・根の成長を促す
・土の中に潜む害虫の駆除
・根に病気がないかの確認

一番の目的は新しい健康な土に入れ替え根の成長を促す、根詰まりを解消し根の成長を促す事ですが、土の中でも病害虫は発生するため土の中を見れる時によくチェックしておきましょう。

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