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ミニバラ専門店 セントラルローズ

ミニバラの夏の管理方法。暑い夏を乗り切ろう!

ミニバラは真夏の暑さは苦手で春秋に比べ、綺麗に花を咲かせる事が出来ません。咲いても色が違ったり、形が整っていなかったり、ひょろひょろと弱々しくなってしまう事がほとんどです。

セントラルローズでも万全の状態の花をお届けできないため、出荷は最小限に控えています。
人間と同じく大変苦しい時期になります。秋の綺麗なバラを楽しみに、〝枯らさず夏を越す〟という事を大切にしましょう。

 

暑さ対策1.「慌てて肥料や水をやらない」

夏にミニバラが元気がない時、慌てて肥料や水をやるとかえって根を傷めてしまう可能性があります。

夏は暑さにより根もデリケートな状態になっていますので、普段は栄養となる肥料が刺激となってしまったり、暑い時間帯の水やりや回数が多すぎると根腐れを起こしてしまったりします。

 

暑さ対策2.「水やりの時間帯」

暑い時間帯の水やりは鉢の中で水がお湯状態になってしまいます。朝方か夕方の涼しい時間帯に1~2日に1回くらいを目安としてやりましょう。
鉢の大きさにもよりますので、乾いたらたっぷりとを基本に乾いたらあげるようにします。
根が傷んでいる時は少し乾かし気味にするのが良いです。

 

暑さ対策3.「薬剤は薄め、もしくは使用しない」

葉に異変があれば病害虫が付いていないか、確認は必要ですが真夏に活発となる病害虫は少なく、単純な暑さによる夏バテが原因な事が多いです。

それでも付いてしまった場合には対処が必要ですが、ミニバラに負担がかかり過ぎないくらいで対処していきましょう。

 

暑さ対策4.「暑い日には打ち水、葉水を」

日本伝統打ち水作戦。一時しのぎではありますが、これも気温を下げる一手。
やらないよりはやった方が良いです。

またいつもの水やりは葉にかからないよう根元にやりますが、暑い日には葉水を打って少しでも涼しくしてあげます。
上からふんわりと、全体的にお水をかけてあげましょう。

 

暑さ対策5.「花を咲かせない」

枝や葉など株にエネルギーを回せるように、もったいないですが蕾が付いたら切り取りましょう。
もしくは、咲かせてもすぐに切り取るようにします。
秋にバラを咲かせられるように、9月上旬頃になったら全体的に剪定をして切り揃えます。

 

暑さ対策6.「直射日光を避ける」

夏の直射日光は日差しが強すぎるため半日陰の場所に移動させるか、すだれやシェード、遮光ネットなどを使い半日陰の環境を作ってあげましょう。

照り返しが強いベランダは特に注意です。

鉢の下に花台やポットフィート、レンガなどを置き鉢と地面との間に空間を作る事で、直に地面に置くよりも熱を逃がすことができ蒸れにくくなります。

 

暑さ対策7.「鉢を二重にする」

ミニバラが植わっている鉢にもう一つ化粧鉢を重ね、二重鉢にすると土が入った鉢に直接陽が当たらないので鉢の中の温度上昇を抑える事ができます。鉢と鉢の間に少し隙間を確保すると断熱効果にも繋がります。
使用する外鉢は、必ずお水が抜けるための底穴のある鉢を選びましょう。

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