ボトリチス病って、どんな被害をもたらす?
茎葉が溶けるように腐り、さらに病気が進行すると灰色のカビに覆われます。花では花弁に水滴がにじんだ様な跡がつきます。病気が進行すると花が褐色になり腐ってきて、やがて灰色のカビに覆われます。剪定切り口や、茎と土の接点から菌が侵入し、茶色く変色。ひどいとバラが枯れてしまいます。
発生時期は【3~12月】花や葉、茎に発生します
低温多湿を好むので春先~梅雨、秋口~冬の初め頃の気温がやや低く湿度の高い、雨が多くて日照が不足しがちな時期に発生が多くなります。花壇などでは春先~梅雨の雨が続くときに発病しやすく、花弁が腐ってしまいます。
ボトリチス病の予防と治療
一度ボトリチス病にかかり変色してしまった部分は治療することはできません。
症状が出ている部分一帯をすべて切り落とし、他の植物に移さないように袋に入れて処分します。
枯れた部分にも病原菌が残っているので、なるべく取り除いてください。
湿度を好むので水のやり過ぎに注意し、できるだけ風通しの良い湿気の少ない場所で管理します。