どんな被害をもたらす?
ヨトウムシは食欲旺盛で、被害が進行すると葉脈を残して葉肉部を食べつくされます。
卵は葉の裏に産み付けられ、孵化すると群棲して食害します。
孵化後は3日~4日目で葉っぱが透けてしまうほど食べられてしまう事も。
特にハスモンヨトウは群生しています。
発生時期は?
【4~6月・9~10月】葉の表裏に寄生します
ハスモンヨトウなど、夜行性で葉を食害する種類をヨトウムシといいます。
ヨトウムシは夜盗虫といわれ、夜に盛んに活動する蛾の幼虫で、昼間は茂みなどに隠れています。
ヨトウムシにはその種類もいろいろありますが、驚くほどの食欲であっという間に若い葉っぱを食べつくします。
親は蛾ですのでどこからともなく飛んできて勝手に卵を産み付けていきますので厄介ですね。
ヨトウムシの予防と対策
一番の対策は日頃からこまめに葉裏もチェックし孵化する前に卵を見つけて葉ごと処分することです。
孵化直後で被害が軽微であれば薬剤散布やピンセットなどで取り除いてしまいましょう。
被害が進み葉っぱが無くなってしまっているようであれば、被害部分は剪定して切り捨ててしまってから、薬剤散布をします。
ヨトウムシは夜間に活動するため、昼間は隠れてしまっていることが多いです。
見つからない場合は土の中に潜んでいる可能性もあるので探してみて下さい。