どんな症状?
1.葉に黒や暗褐色の斑点が現れます。
つぶつぶの点、丸い大きな点、シミみたいなものも症状の一つです。
2.葉が落ちてきます。
感染が進むと黒点の周りからだんだんと黄色や褐色に変色し、葉が落ちることがあります。
3.花つきや植物全体の健康状態が悪化して株が弱ってくることがあります。
発生する原因は?
雨が続く、雨に濡れる、湿度が高いなどが原因で菌(糸状菌)が発生し空気伝染や虫による伝染で発症します。
発生時期は4月〜11月頃、20°C〜25°Cくらいが発生しやすいです。
予防方法は?
とにかく「葉や花が濡れている状態」を避けたいので、できるだけ雨に当たらないようにします。
お水やりは株元にあげるようにし葉を濡らさないこと、乾きにくい夕方の水やりを控えることも予防になります。
また黒点病予防の薬剤散布を行うことが効果的です。
発生後の対処方法は?
症状が出ている葉を取り除き、菌が残らないように周りも鉢も綺麗にしましょう。
他の植物に移るのを防ぐため取り除いた葉は袋に入れゴミ箱に入れて処分します。
しかし、黒点病は一度発生してしまうと治りにくい病気です。
病気になったものの「とりあえずいいかな?」と放置してしまうと悪化したり、良さそうに見えても菌は残るのでまた再発してしまいます。これから休眠という時期でも同様です。
諦めてしまうか、葉が残っていればしっかりと薬剤散布し対処しましょう。