最初にすること
贈り物用でラッピングが付いていれば、風通しも悪く花が蒸れてしまうため早めに取っておきましょう。
また水が乾いていないかチェックします。最後に水をもらってから日数が経っている事もありますので乾いていたら水を与えましょう。
加工方法に合わせて
ミニバラの贈り物はポット苗のセット、バスケットや化粧鉢、植え込み仕様など、色々な形で販売されてますが加工方法に合わせ手を加える事でお花を長く楽しめます。それぞれ何をすると良いのか見ていきましょう。
ポット苗のミニバラ
植え替え前のプラの生産鉢の状態です。
生産鉢の状態のミニバラは、鉢のライン目一杯まで土が入っており上から水やりをしてもすぐに溢れてなかなか根まで届きません。それに加えて根はすでに鉢いっぱいに成長しているので、早めに植え替えをするのがおすすめです。
植え替えについてはこちらの記事で詳しく記述しています。
「ミニバラの植え替え」
バスケットや化粧鉢に入ったミニバラ
プラの生産鉢のままバスケットや化粧鉢に入って加工されている状態です。
せっかくもらった可愛いバスケットやラッピングはそのままずっと室内で楽しみたくなってしまいますが、室内での鑑賞期間としては、1週間ほどが限界です。日照不足により花が変色したり葉が落ちてきてしまいます。
プレゼントで贈られてきた可愛い状態は写真などで残しておき、室内での鑑賞は出来るだけ日当たりの良いところで1週間以内を目安にお楽しみ下さい。その後日当たりと風通しの良い屋外に出しましょう。病気の発生を防ぐため雨は当たらないほうが良いので軒下などがおすすめです。
またこちらも生産鉢のまま使われているので、先ほどのポット苗のミニバラと同じように早めに植え替えをするのがおすすめですが1回目のお花を楽しんでからでも大丈夫です。
植え替えについてはこちらの記事で詳しく記述しています。
「ミニバラの植え替え」
鉢植えのミニバラ
陶器鉢などに植え替えされた状態です。
このタイプの何鉢か寄せて陶器鉢などに直接植え込みされたミニバラはそのままの状態で屋外に出し、届いた時のお花が終わるまで楽しめます。
ただギフト用として寄せ植えされた鉢植えは、ボリュームを良くするために詰めて植え込みされている事が多いので、長く楽しむには1回目か2回目のお花を楽しんだ後、剪定と同時に余裕を持たせて植え替えし直してあげるのがおすすめです。
鑑賞期間の目安
お花が届いてからこのお花をどのくらい楽しめるのか、贈った側も贈られた側も気になりますよね。
届いた時の咲き具合や品種、環境にもよりますがお花の開花期間としては、春は1週間、秋は1～2週間、冬は2～3週間ほどです。
そこから咲き終わった後のお花を剪定したり肥料を与えたり管理を加えれば、引き続き来年も再来年も花を咲かせ楽しむ事が出来ます。
基本的な管理方法はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
「ミニバラの基本的な育て方。」
最後に
ミニバラをもらったらお花を長く楽しむために、まずは風通しを良くし日当たりの良い場所に置きましょう。お水は乾いてからたっぷり与えます。さらに次のお花も楽しもうと思ったら、咲き終わったお花を剪定することと植え替えをしてあげることが大切です。
贈りものでもらった大切なミニバラを長く楽しめますよう、是非ひと手間加えてみて下さい。育て方のご相談も受け付けております。
ミニバラ専門店のセントラルローズ
【お問い合わせ先】info@centralrose.co.jp